III.国際主要事項
(1996年1月1日~12月31日)

 4月
日       本 国       際
11イスラエル軍がレバノン南部等攻撃作戦を開始。民兵組織ヒズボラとの間の戦闘が激化。
11アフリカでの核実験や核兵器配備を禁止したアフリカ非核兵器地帯条約(ペリンダバ条約)にアフリカ諸国が調印。同議定書に米、英、仏、中国が調印。
12橋本総理大臣とモンデール駐日大使は沖縄米軍基地の普天間飛行場を5~7年以内に十分な代替施設完成後全面返還することで一致。
14ペリー米国防長官訪日(~15日)。15日、池田外務大臣、臼井防衛庁長官、モンデール駐日大使との間で開催された「日米安全保障協議委員会(2プラス2)」にてSACO中間報告を承認。
16クリントン米大統領訪日(~18日)。17日、橋本総理大臣との間で首脳会談、「日米両国民へのメッセージ」、「日米安保共同宣言」などに署名。16クリントン米大統領と金泳三韓国大統領が会談(済州島)。朝鮮半島の恒久的平和に向け韓国と北朝鮮に米国、中国を加えた四者会合の早急な開催を提唱。
18橋本総理大臣、原子力安全モスクワ・サミット出席(~20日、モスクワ)。19日、エリツィン露大統領と首脳会談。18レバノン南部で国連平和維持活動(PKO)中の国連レバノン暫定軍(UNIFIL)の施設がイスラエル軍の砲撃を受け難民ら110人が死亡。国連安保理はイスラエルとレバノンのシーア派組織「ヒズボラ」の双方に停戦を呼びかける決議を採択。
19原子力安全サミット(モスクワ・サミット)開催。原子力安全サミット宣言と今年9月までに包括的核実験禁止条約(CTBT)交渉を妥結し調印する決意を述べた声明を発表。(~20日)
25エリツィン露大統領と江沢民中国国家主席が会談(北京)。21世紀に向け両国の戦略的協調パートナーシップを発展させることを盛り込んだ「中露共同声明」に調印。
26イスラエル・レバノン政府間で南レバノンに関する停戦合意が成立。
26CIS4ヶ国(露・カザフスタン・キルギス・タジキスタン)と中国との間で「国境地域の軍事分野における信頼強化に関する協定」に調印(上海)。
27池田外務大臣、ベルギー(29日、日・EU閣僚会議)、南アフリカ(30日第9回UNCTAD総会出席)、トルコを訪問。UNCTAD総会において、対アフリカ支援イニシアティブを発表。 27第9回UNCTAD総会(~5月11日、ミッドランド)。

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