安倍総理大臣

日・バングラデシュ首脳会談(概要)

平成26年5月26日

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  • (写真提供:内閣広報室)
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 本26日夕刻,安倍晋三内閣総理大臣は,公賓として来日しているシェイク・ハシナ・バングラデシュ人民共和国首相(H.E. Sheikh Hasina, Prime Minister of the People’s Republic of Bangladesh)と首脳会談を行い(岸田外務大臣及びアリ・バングラデシュ外相も同席),その後,共同記者発表を挟み,同首相を招いての晩餐会を行ったところ,概要は以下のとおりです。

1 冒頭,安倍総理から,訪日を心から歓迎する,バングラデシュの独立以来,両国は強い友情で結ばれてきた,安倍内閣としても,この伝統的な友好関係を更に強化したいと考え,ご招待申し上げた次第,本日の首脳会談を契機に両国間の包括的なパートナーシップを構築したい旨述べました。また,これに続き安倍総理より,ハシナ首相のリーダーシップの下でバングラデシュの民主主義が促進されることを期待する旨述べました。

2 これを受けハシナ首相より,訪日招待頂いたことに感謝する,長年の友人である日本を再訪でき大変嬉しい,これまでに日本にバングラデシュの発展のために行って頂いた支援について,深甚なる謝意を表明したい旨の発言がありました。

3 二国間関係に関し,両首脳は,両国関係を飛躍的に発展させるための「包括的パートナーシップ」を立ち上げることで一致しました。

(1)特に,バングラデシュ及び地域の経済発展の促進に関し,安倍総理より,「ベンガル湾産業成長地帯構想」を提案し,概ね4~5年間で約6,000億円の経済協力を行う用意がある旨述べました。これに対し,ハシナ首相より,日本のイニシアティブに感謝する,バングラデシュとしても推進していきたい案件がある,今後とも協力していきたい旨の発言がありました。

(2)また,政治安全保障の分野において,両首脳は,政策対話の強化のため,外務次官級協議を立ち上げるとともに,原子力の安全・平和利用に関する専門家対話を立ち上げること,PKO及び平和構築の分野において協力を更に強化していくことで一致しました。

(3)更に民間経済分野において,ハシナ首相より,日本からの一層の直接投資を誘致したい,そのため日本企業のための特別経済区を準備する旨の発言があり,安倍総理より,民間経済関係の発展のためにも,投資環境の整備をお願いしたい旨述べました。両首脳は,民間経済関係の一層の発展のため,官民合同経済対話を立ち上げることで一致しました。

(4)また,両首脳は,今度とも様々な分野において,国民レベルにおける交流を更に促進していくことで一致しました。

4 更に,両首脳は,東アジアを含む現下の国際情勢についても意見交換しました。この中で,安倍総理からは,国際法に基づく地域の安定の確保の重要性等について述べました。ハシナ首相からは,地域と国際社会の平和と安定に貢献するための日本の努力と「積極的平和主義」を支持し,賞賛する旨の発言がありました。

5 ハシナ首相から安倍総理に対し,早期にバングラデシュを訪問頂きたい旨の発言があり,安倍総理より,ご招待に感謝する,双方にとって都合がよい時期にできるだけ早くバングラデシュを訪問し,両国間の包括的パートナーシップを更に前進させたい旨述べました。

6 会談後の総理主催晩餐会では,麻生財務大臣(日本・バングラデシュ友好議員連盟会長)の他,同会長代行の河村建夫衆議院議委員及びバングラデシュにゆかりのある民間企業の方々が多数参加し,両国の交流や関係強化等について,和やかな雰囲気の中で懇談が行われました。


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