アジア

木村総理大臣補佐官のシンガポールおよび東ティモール訪問

平成27年5月8日

5月3日から7日まで、木村太郎内閣総理大臣補佐官は、安倍晋三内閣総理大臣の親書を携行してシンガポール及び東ティモールを訪問したところ、その概要は以下のとおりです。

1 シンガポール(5月3日~5日)

  1. 4日、サム・タン文化・地域・青年担当兼首相府担当国務大臣との会談で、木村総理補佐官は、冒頭、先般、逝去したリー・クァンユー元首相に哀悼の意を表明しました。その後、総理親書を手交しつつ、シンガポール建国50周年に祝意を表明するとともに、来年の日・シンガポール外交関係樹立50周年の節目に向けて、特に、次世代の二国間関係を担う青少年を対象とした交流等を今後も推進し、地域と国際社会の平和と安定に向けた基本的な考えを共有するシンガポールとの二国間関係を更に深めていきたい旨述べました。サム・タン大臣からは、リー・クァンユー元首相の国葬への安倍総理の参加に対し、深い感謝の意が示されるとともに、両者は来年の外交関係樹立50周年に向けて、二国間の交流・協力を一層促進していくことで一致しました。
  2. また、4日、木村総理補佐官は、シンガポール最大の国際展示場であるシンガポール・エキスポ、統合リゾート施設であるマリーナ・ベイ・サンズを視察し、地域のハブを目指すシンガポールの取組を確認した他、シンガポール日本商工会議所関係者との間で、経済情勢等につき意見交換を行いました。

2 東ティモール(5月5日~7日)

  1. 6日、アラウジョ首相との会談で、木村総理補佐官は、東ティモールが21世紀初の独立国家として着実に平和構築を実現してきたことに敬意を表明するとともに、今後も経済協力・人材育成支援等の国づくりの協力を通じ、「未来志向で良好かつ緊密な二国間関係」を一層発展させていきたい旨述べました。アラウジョ首相からは、独立以前からの東ティモールの国づくりに対する日本の支援に深い感謝の意が示されました。また両者は、東ティモールの国づくりのため、今後も経済協力・人材協力等を推進していく必要性を確認しました。
  2. 6日、コエーリョ外務協力大臣との会談では、木村総理補佐官は、総理親書を手交しつつ、二国間関係の強化の観点から、我が国としてルアク大統領を日本に招待したい意向を伝えました。コエーリョ大臣は、ルアク大統領に対する訪日招請を歓迎するとともに、二国間関係の一層の発展のため、これまでの政府間の協力に加え、日本企業の更なる投資を呼びかけました。両者は、今後も、国際社会における協力等も含め、二国間の協力関係を強化していくことで一致しました。
  3. また、5日、木村総理補佐官はJENESYS2.0(注)の帰国報告会に出席しました。6日には、我が国が平成24年度NGO連携無償資金協力により保健教育促進プロジェクトを実施しているダウレウ小中学校を訪問し、7日には、我が国が平成25年度無償資金協力として支援を決定したブルト灌漑施設改修計画の起工式に出席した他、在留邦人との間で、東ティモール情勢等につき意見交換を行いました。
(注)JENESYS2.0
2013年1月18日、インドネシア訪問中の安倍総理は、2007年から実施したJENESYSの後継として、3万人規模で、アジア大洋州諸国及び地域との間で青少年交流事業「JENESYS2.0」を実施することを発表しました。本件事業は、日本経済の再生に向けて、我が国に対する潜在的な関心を増進させ、訪日外国人の増加を図るとともに、クールジャパンを含めた我が国の強みや魅力等の日本ブランド,日本的な「価値」への国際理解を増進させることを目指しています。

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