報道発表

キリノ元フィリピン大統領の顕彰碑除幕式

平成28年6月14日

英語版 (English)

  1.  6月18日午前,在京フィリピン大使館の主催により,日比谷公園において,エルピディオ・キリノ・フィリピン共和国元大統領(H.E.Elpidio QUIRINO,former President of the Republic of the Philippines)の顕彰碑除幕式が開催されます。顕彰碑建立の経緯等は以下のとおりです。

    1 1953年6月,フィリピンのモンテンルパ刑務所に服役していた105名の日本人戦犯は,キリノ大統領(当時)の恩赦により,全員釈放されました。キリノ大統領は,夫人と子供3人を太平洋戦争末期に失いましたが,「自分の子供や国民に,我々の友となり,我が国に末永く恩恵をもたらすであろう日本人に対する憎悪の念を残さないために,これを行うのである。」との声明を発出しました。戦後の厳しい対日感情の中で,批判を恐れずに行われたこの恩赦は,1956年7月の日比国交正常化に大きく寄与し,今日の日比友好の礎となりました。

    2 この顕彰碑は,1953年7月にキリノ大統領(当時)に感謝する「国民感謝大会」が開催された日比谷公会堂の近くに,在京フィリピン大使館が建立するものです。また,日本フィリピン友好議員連盟,一般財団法人フィリピン協会,日比経済委員会(三菱商事,丸紅,日産自動車,住友金属鉱山,大和ハウス工業,全日本空輸等),島根県公益財団法人加納美術振興財団,在日フィリピン商工会議所が建立のための費用を寄付しました。

    3 除幕式には,キリノ元大統領のご親族,ドリロン・フィリピン上院議長,アンガラ元フィリピン上院議長が出席されるほか,日本側からも高村正彦自由民主党副総裁,小坂憲次日比友好議員連盟会長,山田美樹外務大臣政務官及び寄付団体等から関係者が出席します。

    (参考)エルピディオ・キリノ元フィリピン大統領
     1890年~1956年。大統領在任は1948年4月から1953年12月まで。大統領在任中の1953年6月に,フィリピンのモンテンルパ刑務所に服役していた105名の日本人戦犯に対する恩赦を決定した。


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