報道発表
第2回日・メルコスール経済関係緊密化のための対話の開催
平成27年7月10日
- 本10日,東京において,第2回日・メルコスール経済関係緊密化のための対話が開催されました。
- この対話には,日本側から髙瀨寧外務省中南米局長を始めとする関係省庁の関係者が出席しました。メルコスール側から,ロナウド・コスタ・フィーリョ・ブラジル外務省国際交渉局長を始めとする各国の関係者がそれぞれ出席しました。
- 今回の対話では,双方の自由貿易協定(FTA)/経済連携協定(EPA)や投資協定等に関する取組の現状について情報交換するとともに,我が国とメルコスール諸国の間の投資,企業の進出及び貿易の促進・円滑化を含む経済関係強化のための方策について意見交換が行われました。
(参考1)南米南部共同市場(メルコスール)
1995年,域内の関税撤廃等を目的に発足した関税同盟。加盟国はアルゼンチン,ブラジル,パラグアイ,ウルグアイ,ベネズエラ,ボリビア(注:ボリビアは2012年12月加盟議定書に署名し,現在各国議会の批准待ち)。
(参考2)日・メルコスール経済関係緊密化のための対話に係るこれまでの経緯
- 2011年6月,松本剛明外務大臣(当時)が,第41回メルコスール首脳会合(於:アスンシオン)にて,日・メルコスール経済関係緊密化のための対話の立ち上げを提案。
- 2012年11月,第1回対話を開催(於:ブラジリア)。
(参考3)第1回対話の概要
国際経済情勢,双方の経済・貿易の現状及び双方のFTA/EPAの締結・交渉状況について情報交換するとともに,双方間の貿易・投資を促進するための方策について意見交換が行われた。