報道発表

グルジアに対する次世代自動車ノン・プロジェクト無償資金協力に関する書簡の交換

平成27年3月10日

1 本10日(現地時間同日),グルジアの首都トビリシにおいて,我が方貝谷俊男駐グルジア大使と先方ノダル・ハドゥリ財務大臣(H.E. Mr. Nodar Khaduri, Minister of Finance, Georgia)との間で,我が国の次世代自動車を活用した供与額5億円のノン・プロジェクト無償資金協力に関する書簡の交換が行われました。

2 この協力は,グルジアに対して我が国の優れた次世代自動車等の調達のために必要な資金を供与するものです。グルジアでは近年自動車が急激に増えており,都市部における環境汚染は深刻な問題となっています。特にトビリシにおいては大気汚染の95%は排気ガスによるものであるとされているため,同国政府は環境に優しい輸送手段の導入を目指しています。

3 今回の協力は,今後一層の成長が見込まれる途上国に対し,環境性能に優れた日本製次世代自動車等を供与することで当該途上国の経済社会開発を支援するのみならず,当該次世代自動車等に対する認知度の向上を図り,継続的な需要を創出するとともに,日本方式の普及を促進し,我が国企業の海外展開を力強く支援するものです。

(参考)グルジア基礎データ
 グルジアは,コーカサス地域に位置する国で,面積約6万9,700平方キロメートル,人口449万人(2014年,グルジア政府統計資料)であり,人口1人当たりの国民総所得(GNI)は3,570米ドル(2013年,世界銀行)。農業・食品加工業を主産業としている。


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