報道発表
モレノ米州開発銀行(IDB)総裁による三ツ矢外務副大臣表敬(概要)
平成25年11月6日


本6日午後5時40分より約30分間,三ツ矢憲生外務副大臣は,来日中のルイス・アルベルト・モレノ米州開発銀行(IDB)総裁(Mr. Luis Alberto Moreno,President of the Inter-American Development Bank)の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。
1 冒頭,三ツ矢外務副大臣より,モレノ総裁の来日を歓迎するとともに,IDB主催で7日から開催される「日本-ラ米ビジネス・フォーラム」を通じて,日本と中南米間の経済関係がより強化されることを期待する旨述べ,中南米地域の経済発展のために日本とIDBで協力して取り組んでいきたいとの期待を表明しました。これに対しモレノ総裁からは,中南米諸国の経済状況及び投資先や市場としての魅力等について説明がありました。
2 また,モレノ総裁からは,太平洋同盟等,開放経済を標榜する新しい動きの中で,大きな発展可能性を秘めたインフラ整備や,日本が知見を有する防災分野を始め,様々な分野において,日本が中南米への投資を加速させていくことへの期待が表明されると共に,日・中南米の関係強化においてIDBが良きパートナーになっていきたい旨発言がありました。これに対し,三ツ矢副大臣からは,インフラ輸出を始め,日本企業の中南米への関心は高まりつつあり,日本が協力できる分野は多いとして,IDBとの協調融資など,引き続き連携していきたいとの見解を表明しました。この他,我が国及び中南米諸国の経済状況等について意見交換が行われました。