報道発表
ブルキナファソに対する無償資金協力「カヤ初等教員養成校建設計画」に関する書簡の交換
平成26年8月22日
1. 8月21日(現地時間同日),ブルキナファソの首都ワガドゥグー市において,我が方二石昌人駐ブルキナファソ大使と先方イペネ・ジブリル=バソレ外務・域内協力大臣(Son Excellence Monsieur Yipènè Djibrill BASSOLE, Ministre des Affaires Etrangères et de la Coopération Régionale)との間で,16億7,100万円の無償資金協力「カヤ初等教員養成校建設計画」(Projet de Construction de l’Ecole Nationale des Enseignants du Primaire de Kaya)に関する書簡の交換が行われました。
2. ブルキナファソでは児童の就学促進や教育の質の改善を目的として2007年に教育基本法が改正され,この中で6歳から16歳までを対象とした前後期からなる初等教育を義務教育とし無償化することとなりました。これに伴い,ブルキナファソでは初等教員の養成が急がれており,国内各州に教員養成校の設置が進められています。
3. 本件協力は,人口が集中している地域であるのにかかわらず,これまで初等教員養成校が存在していない中央北部州のサンマテンガ県カヤ市において,同養成校を新設するものです。これにより初等教員不足の改善を図り,教育の質の確保に寄与することが期待されます。
4. 我が国は,2013年6月に開催された第5回アフリカ開発会議(TICADV)において,「新たに2000万人の子供に対する質の高い教育環境の提供」を表明しており,本件協力はこの公約を具体化するものです。
(参考)ブルキナファソ概況
ブルキナファソは,国土面積約27万平方キロメートル,人口1,750万人(2012年,世銀),人口1人当たりのGNI(国民総所得)は約660米ドル(2012 年,世銀)。
2. ブルキナファソでは児童の就学促進や教育の質の改善を目的として2007年に教育基本法が改正され,この中で6歳から16歳までを対象とした前後期からなる初等教育を義務教育とし無償化することとなりました。これに伴い,ブルキナファソでは初等教員の養成が急がれており,国内各州に教員養成校の設置が進められています。
3. 本件協力は,人口が集中している地域であるのにかかわらず,これまで初等教員養成校が存在していない中央北部州のサンマテンガ県カヤ市において,同養成校を新設するものです。これにより初等教員不足の改善を図り,教育の質の確保に寄与することが期待されます。
4. 我が国は,2013年6月に開催された第5回アフリカ開発会議(TICADV)において,「新たに2000万人の子供に対する質の高い教育環境の提供」を表明しており,本件協力はこの公約を具体化するものです。
(参考)ブルキナファソ概況
ブルキナファソは,国土面積約27万平方キロメートル,人口1,750万人(2012年,世銀),人口1人当たりのGNI(国民総所得)は約660米ドル(2012 年,世銀)。