報道発表

米原子力潜水艦「ヒューストン」の冷却水漏れについて(金子長崎県知事他の薮中次官への要請)

平成20年8月5日
  1. 8月5日(火曜日)午前、金子長崎県知事他が薮中次官を往訪し、先般の米原子力潜水艦「ヒューストン」の冷却水漏れに関する連絡が遅れたことは極めて遺憾であり、今後は地方自治体への情報伝達を迅速に行うとともに、今回の事案の原因究明及び再発防止等の原子力艦船の安全性の確保、佐世保市が実施している防災訓練への米側の参加、米原子力潜水艦の入出港の事前公表中止措置解除につき、米国に強く要請するよう申し入れがあった。
  2. これに対し、薮中次官より、本件については、外務省からの連絡が遅れたことは誠に遺憾であり、お詫び申し上げる、昨日、改善措置として連絡体制の見直しを行い発表したところであるが、今後も長崎県及び佐世保市をはじめ、関係地方自治体と連絡を密にし、協力していきたい旨述べた。
  3. また、薮中次官より、原因の究明については、米側に申し入れている旨述べた。更に、薮中次官より、防災訓練への米側の参加、米原子力潜水艦の入出港の事前公表中止措置解除についても、本日の要請を受け、外務省としても改めて米側に申し入れる等の協力を行っていきたい旨述べた。
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