4月7日(月曜日)、高村正彦外務大臣は、訪日中のトメイン・マーシャル諸島共和国大統領を15時30分から約30分間表敬訪問したところ、概要以下のとおり。
1.冒頭
高村大臣は、トメイン大統領の大統領就任後の初訪日を歓迎すると共に、両国にとって大変重要な産業である漁業分野での協力関係を進展させていきたい旨述べた。これに対しトメイン大統領より、漁業分野における日本の協力に感謝する旨述べた。
2.気候変動
高村大臣は、実効性のある枠組み構築のための「クールアース推進構想」を実現すべく、マーシャルとも協力していきたい、そのことが、気候変動による影響に対して脆弱な国が気候変動に対処するためにも有効である旨述べ、「クールアース・パートナーシップ」について説明した。
トメイン大統領は、日本の気候変動分野におけるイニシアティブを高く評価する旨述べ、クールアース推進構想についても支持していきたい旨述べた。
3.太平洋・島サミット
トメイン大統領より、我が国がマーシャル諸島に対し実施してきた経済支援について謝意を表し、明年日本が第5回太平洋・島サミットを開催することを歓迎する、太平洋島嶼国として、日本のこの分野での英知に期待したい旨述べた。
これに対し高村大臣より、明年の第5回太平洋・島サミットは明年前半主催すべく準備している旨述べた上で、貴国と共に学んでいきたい旨述べ、トメイン大統領の参加と協力を要請した。また、経済協力については、両国の担当者間でマーシャル諸島の優先度を踏まえ議論していくこととした。
4.国際場裡における日本への支持
高村大臣より、国連非常任理事国選挙における我が国理委候補への支持に対し感謝すると共に、国連改革において引き続き我が国の常任理事国入りに対する積極的な支持を申し入れた。また、大臣は、国際捕鯨委員会(IWC)の場において、両国は持続可能な利用の立場で協力しており、今後も同様の立場で協力していきたい旨述べた。
これに対しトメイン大統領より、国連改革に関する日本の立場を全面的に支持する旨述べた上で、日本の安保理常任理事国入りについてのマーシャル諸島としての支持を改めて強調した。また、IWCにおける日本の立場についても支持する旨言及した。