報道発表

中曽根外務大臣とスリンASEAN事務総長の会談について

平成20年12月9日

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 9日午前11時10分頃から約20分間、外務省にて、中曽根外務大臣は、訪日中のスリンASEAN事務総長との間で会談を行ったところ、概要以下のとおりです。

  1. 中曽根大臣より、「我が国の外交において、対ASEAN関係強化は重要な柱である」と述べ、ASEAN担当大使を任命したことを紹介しつつ、域内の格差の是正を含めASEANが統合を進める努力を支援していると述べました。これに対し、スリン事務総長は、ASEANにおける最大の課題は、原加盟国と新規加盟国の経済格差を是正することであり、そのために日本の支援を引き続きいただければ有り難い旨述べました。
  2. また、中曽根大臣より、ASEAN関連首脳会議が延期されたことは残念であり、出来るだけ早期に開催されるべきであると述べたのに対し、スリン事務総長は、東アジア首脳会議の首脳が一同に会して協議を行うことは、この地域にとって極めて重要なことであり、早期の開催を期待していると述べました。
  3. さらに中曽根大臣より、今般の国際金融・経済の危機の影響を踏まえ、世界的な金融危機の影響に対して協力して対応していくとともに、アジアの成長力強化と内需拡大が重要であるとの我が国の考えを説明し、東アジア首脳会議やASEAN+3首脳会議で具体的な方向性を共有し、一致して取り組んでいくとの決意を打ち出したいと伝え、スリン事務総長の意見を求めました。これに対して同事務総長は、ASEANとしても今回の金融危機が実体経済に影響すると考えているので、麻生総理がワシントンでの金融・世界経済に関する首脳会議等で東アジアの経済安定や協力のための前向きな発言をされたことに励まされていること、ASEANとしてもアジアの経済成長のために取り組んでいきたいと述べました。
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