(参考1)東アジア首脳会議エネルギー協力タスクフォース(EAS・ECTF)
本年1月にフィリピン・セブで開催された第2回東アジア・サミット(EAS)において発出された「東アジアのエネルギー安全保障に関するセブ宣言」のフォローアップを具体的に取り進めるために設置された、EAS参加各国のエネルギー政策担当者による実務者級会合。このタスクフォースでは、(1)エネルギー効率向上・省エネ、(2)バイオ燃料、(3)エネルギー市場の統合の3つを重点分野として、各々の具体的な協力の進め方について議論を進めている。日本はタスクフォースの共同議長をシンガポールと務めるとともに、「エネルギー効率向上・省エネ」分野の主調整国となっている。
今次会合では、本年3月に開催された第1回会合(シンガポール)及び第2回会合(オークランド)に引き続き、東アジア地域のエネルギー安全保障を高めるための具体的方策や、本年8月にシンガポールで開催予定の第1回EASエネルギー大臣会合に向けた議論が行われることが見込まれる。
(参考2)EAS省エネルギーカンファレンス
6月18日(月曜日)19日(火曜日)の両日、経済産業省資源エネルギー庁及び新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の主催で、東京において開催。このカンファレンスには、EAS参加各国のエネルギー政策担当者が出席し、我が国のこれまでの省エネルギーの経験や最近の政策・技術の動向等について、東アジア各国間で情報や知見を共有するとともに、東アジアにおける省エネの進め方について意見交換が行われる予定。