報道発表

ブータン総選挙に対する緊急無償資金協力について

平成19年11月16日
  1. 11月16日(金曜日)、我が国政府は、ブータンにおける総選挙の公正かつ円滑な実施を支援するため、国連開発計画(UNDP)を通じ、約107万ドル(約1億2,400万円)の緊急無償資金協力を実施することとした。
  2. 我が国の支援は、 (1) 遠隔地において選挙関連情報を有権者に伝達するためのTVセット等の設置、 (2) 選挙管理委員会スタッフの選挙実務研修、 (3) 仮設投票所の設置・オフィス機材の導入、 (4) 選挙・民主主義に関する番組作成・放映等に充てられる予定である。
  3. ブータンにおいては、2007年12月31日に上院議員選挙、2008年3月に下院議員選挙が実施される予定である。これらは同国で実施される初の全国規模の総選挙となり、同国に議会制民主主義を定着させるための極めて重要な最初のステップとなる。今回の緊急無償資金協力は、これらの選挙の公正かつ円滑な実施を支援するために行われるものである。
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