報道発表

OECD開発援助委員会(DAC)による2011年(暦年)の各国ODA実績(暫定値)の公表

平成24年4月4日

 本4日(水曜日),OECD・DAC(経済協力開発機構・開発援助委員会)事務局が2011年(暦年)の各国のODA実績(暫定値)を公表しました。主要点は以下のとおりです。

  1. 我が国の支出純額(ネット)実績は,ドルベースで前年比3.8%減の106億441万ドル(円ベースでは8,452億円(前年比12.6%減))となり,DAC加盟国の中で,我が国は,米国(307億4,500万ドル),ドイツ(145億3,300万ドル),英国(137億3,900万ドル),フランス(129億9,400万ドル)に次ぐ第5位(前年も第5位)となっています。また,支出総額(グロス)実績では,前年比5.0%増の197億6,513万ドル(1兆5,754億円)となり,米国に次ぐ第2位でした(前年に同じ)。
  2. 対前年比支出純額減少の主な要因は,(1)無償資金協力が減少したこと(前年比3.9億ドル減),また(2)円借款について,貸付額が減少したことにより,円借款の支出純額が減少したこと等によるものです。
  3. ODAの対GNI比については,DAC全体の平均で0.31%(昨年は0.32%),我が国は0.18%(昨年は0.20%)となっています。これはDAC加盟23か国中,第21位(前年は第20位)です。
  4. なお,DAC加盟23か国のODA実績合計は,前年比3.9%増の1,335億ドルとなりました。

(参考)円借款については,DACのODA実績値で支出純額がマイナスとなった。

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