
ツバルに対する無償資金協力「モトフォウア高等教育施設整備計画」に関する書簡の交換
平成23年8月24日
- 本24日(水曜日)(現地時間同日),ツバルの首都フナフティにおいて,我が方吉澤裕駐ツバル大使(フィジーにて兼轄)と先方アピサイ・イエレミア外務・環境・貿易・労働・観光大臣(Hon. Apisai Ielemia, Minister of Foreign Affairs, Environment, Trade, Labour and Tourism)との間で,6.92億円を限度とする無償資金協力「モトフォウア高等教育施設整備計画」(The Project for Improvement of Education Facilities at Motufoua Secondary School)に関する書簡の交換が行われました。
- この計画は,ツバルで唯一の高等学校レベルの公立教育機関であるモトフォウア校において,入学者全員が適切な学習・生活環境の中で4年間の教育を継続できるようにするため,劣悪な状態にある老朽・仮設建物を改修し,施設・教育機材等を拡充・整備するものであり,ツバル政府が教育分野の優先課題として取り組んでいる「教育施設環境の改善」及び「職業・技術教育訓練の強化」の実現に寄与するものです。
- この協力により,適切な施設環境で学習できる生徒数が増加するとともに,これまで進級試験の結果に応じて中途退学となっていた生徒に新たな技術・職業教育の機会が与えられることが期待されます。
- 我が国政府は,平成21年5月,第5回太平洋・島サミットを開催し,太平洋島嶼国の良きパートナーとして,同地域の脆弱性の克服のために継続的な支援を行うことを表明しました。この協力もツバルの繁栄と安定に資するため,同サミットで表明した支援を具体化するものです。
【参考】
1.ツバルは,面積25.9平方キロメートル,人口約12,000人(2010年)。
2.計画実施地域地図(別添)
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