
アンティグア・バーブーダに対する債務救済措置
平成23年6月28日
- 6月27日(月曜日)(現地時間同日),トリニダード・トバゴの首都ポートオブスペインにおいて,我が方岩田達明駐アンティグア・バーブーダ大使(トリニダード・トバゴにて兼轄)と先方ハロルド・ラベル財務・経済・公共行政大臣(Mr. Harold Lovell, Minister of Finance, the Economy and Public Administration of Antigua and Barbuda)との間で,アンティグア・バーブーダ政府の商業上の債務の一部を繰延べするための書簡の交換が行われました。
- 今回の債務救済措置(債務繰延方式)の内容は以下のとおりです。
(1)対象となる債務
日本国政府が保険を引き受けたアンティグア・バーブーダ政府の商業上の債務のうち一定のもの。
(2)繰延べされる債務の総額:約1,871万ドル(16.65億円相当、1ドル=89円で換算)
(3)支払方法:2017年9月1日に始まる14回の半年賦払。なお、一部については2011年6月30日に始まる6回の半年賦払。
(4)繰延金利:年3.1%
【参考】アンティグア・バーブーダは,面積約442平方キロメートル,人口8.8万人(2009年),人口1人当たりGNI(国民総所得)は12,130米ドル(2009年)。