今般の東北地方太平洋沖地震の被災者を支援するため,イラン・イスラム共和国から援助物資を乗せた飛行機が24日(木曜日)に成田空港に到着します(注1)。イランからは,被災地のニーズを踏まえ,食糧(缶詰合計5万個(注2))が提供されることになり,このうち24日(木曜日)には3万5千個が到着予定です。
イランからは,アリー・アクバル・サーレヒ外務大臣(H.E. Dr. Ali Akbar SALEHI,Minister of Foreign Affairs)から松本剛明外務大臣及び駒野欽一駐イラン・イスラム共和国大使に対して,今回の地震及び津波で亡くなられた方々に対する深い弔意と,日本国民は必ずや今回の苦難を乗り越えられると確信しているとの励ましの言葉,さらにイランとして,できることがあればあらゆる支援の用意がある旨のメッセージが寄せられています。我が国政府としてイランの協力に深く感謝します。
(注1)援助物資を乗せた飛行機は24日(木曜日)12時55分頃にIR800便にて成田空港に到着する予定です。
(注2)今回,イラン赤新月社が宮城県に対して提供する緊急物資は,合計①ツナ缶(150g)×2万5千個,②豆缶(豆をトマトスープで煮込んだもの,450g)×2万5千個の計18トンです。このうち,24日(木曜日)に到着するのはツナ缶2万5千個と豆缶1万個の計10トンです。イラン側が被災地に直接輸送します。残りの豆缶1万5千個は近日中に輸送される予定です。