報道発表

インドネシア共和国に対する円借款に関する書簡の交換

平成23年3月11日
  1. 本10日(木曜日),インドネシア共和国の首都ジャカルタにおいて,我が方塩尻孝二郎駐インドネシア国大使と先方ロニー・ユリアントロ外務省アジア・太平洋・アフリカ総局長代行(Mr.Ronny P. Yuliantoro, Acting Director General for Asia Pacific and African Affairs, Ministry of Foreign Affairs of the Republic of Indonesia)との間で,82.91億円を限度とする額の円借款「第三次インフラ改革セクター開発計画」に関する書簡の交換が行われました。
  2. 対象案件の概要
    アジア開発銀行(ADB)と世界銀行と共に,官民連携(PPP)インフラ整備を中心に,インドネシア政府の①インフラ開発促進、②投資環境改善、③インフラへのアクセス向上の3つの課題に係るインフラ政策改革を支援するものです。
    インドネシアの投資環境改善は、同国の経済発展に寄与するとともに,我が国民間企業による同国での経済活動を支援する上でも有益です。
  3. 供与条件は以下のとおりです。
    (1)金 利:年0.8%
    (2)償還期間:15年(5年の据置期間を含む。)
    (3)調達条件:一般アンタイド

【参考】
 インドネシアは,面積約189万平方キロメートル(日本の約5倍),人口約2.31億人(2009年),1人当たりのGNI(国民総所得)は,2,230米ドル(2009年)です。

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