
ラオス人民民主共和国に対する無償資金協力に関する交換公文署名式(「首都ビエンチャン市公共バス交通改善計画」)
平成23年3月10日
- 本10日(木曜日)(現地時間同日),ラオスの首都ビエンチャンにおいて,我が方横田順子駐ラオス国大使と先方トンルン・シースリット副首相兼外務大臣(Dr. Thongloun Sisoulith, Deputy Prime Minister and Minister of Foreign Affairs)との間で,5億円の無償資金協力「首都ビエンチャン市公共バス交通改善計画」(the Project for Improvement of Transportation Capacity of Public Bus in Vientiane Capital)に関する交換公文の署名式が行われました。
- メコン地域の中心に位置し,メコン河流域面積の約3分の1を占めているラオスが安定的かつ持続的な成長を遂げることは,地域全体の繁栄にとっても重要との認識の下,我が国は,1991年以降,ラオスに対する最大の支援国として同国への支援を実施してきています。
- 本件協力は,交通需要が大幅に増加しているにも関わらず老朽化したバスが運用されている首都ビエンチャン市において,燃費効率等に優れた日本製の車両を整備するために必要な資金を供与するものです。
本件協力により,バス交通の安全性が確保され,交通渋滞の緩和や事故が抑制されることが期待されるほか,環境面等で優れた日本の技術の海外普及促進に資することが見込まれます。
【参考】ラオス人民民主共和国は東南アジア諸国連合(ASEAN)に加盟し,面積約24万平方キロメートル,人口約612万人(2009年),1人当たりのGNI(国民総所得)は916ドル(2009年)。
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