報道発表

リベリア共和国に対する債務救済措置

平成23年3月9日
  1. 3月8日(火曜日)(現地時間同日),リベリアの首都モンロビアにおいて,我が方片上慶一駐リベリア国大使(ガーナにて兼轄)と先方オーギュスティン・K・ヌガファン財務大臣(Mr. Augustine K. Ngafuan, Minister of Finance of the Republic of Liberia)との間で,独立行政法人国際協力機構(JICA)及び日本政策金融公庫・国際協力銀行(JBIC)に対するリベリア共和国政府の債務のすべてを免除するための書簡の交換が行われました。
  2. 今回の債務救済措置(債務免除方式)の内容
    (1)対象となる債務
    (ア)リベリア共和国政府のJICAに対する債務のすべて
    (イ)リベリア共和国政府のJBICに対する債務のすべて
    (2)免除される債務の総額 約159億7,092万円
    内訳:上記(ア)につき,約104億 983万円
    上記(イ)につき,約55億6109万円
  3. 今回の債務救済措置(債務免除方式)は,拡大重債務貧困国(HIPC)イニシアティブの枠組みにおいて包括的な債務救済を受けるために必要な条件を満たした国に対し,円借款債権を放棄するという1999年のケルンサミットにおける声明に基づく我が国の方針の下,行われるものです。


【参考】リベリアは,面積約11万平方キロメートル,人口360万人(2009年、国勢調査),人口1人当たりGNI(国民総所得)は160米ドル(2009年、世銀)。

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