
第三国定住により受け入れたミャンマー難民の就職先の決定
平成23年2月25日
- 第三国定住により受け入れたミャンマー難民5家族27名は,昨年10月以降,定住支援プログラムを受講しているところですが,同プログラムは本年3月9日をもって終了することとなりました。
- 今般,5家族27名について就職先が決定しました。2家族12名については千葉県八街(やちまた)市において,3家族15名については三重県鈴鹿市において,農業に従事することになりました。
- 3月中旬以降,難民の方々が関係地方自治体,就職先や地域社会の支えを受けながら,安定した自立生活を営んでいくことを期待しています。政府としても,難民の方々の生活状況をフォローアップしていくとともに,各種相談に応じていく方針です。
【参考】 第三国定住とは
第三国定住は,自発的帰還及び第一次庇護国への定住と並ぶ難民問題の恒久的解決策の一つ。我が国は,国際貢献及び人道支援の観点から,平成20年12月の閣議了解に基づき,パイロットケースとして,タイのメーラ・キャンプに滞在するミャンマー難民を毎年約30人,3年連続して受け入れることとした。
平成22年度は第一陣として5家族27名が来日し,昨年10月以降,180日間の定住支援プログラム(日本語教育,社会生活適応指導等)を受講している。