報道発表

ブルンジ共和国に対する無償資金協力「食糧援助」に関する書簡の交換

平成23年2月25日

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  1. 2月23日(水曜日)(現地時間同日),ブルンジの首都ブジュンブラ市において,我が方髙田稔久駐ブルンジ国大使と先方オーギュスタン・ンサンゼ外務・国際協力大臣(H.E.Mr. Augustin Nsanze, Minister of External Relations and International Cooperation)との間で,供与額4億円の無償資金協力「食糧援助」に関する書簡の交換が行われました。
  2. ブルンジは1993年から10年以上にも及んだ内戦からの復興期にありますが,内戦による農地の荒廃,干ばつ,帰還民の増加等により食糧が慢性的に不足しており,国連人間開発指数は169ヵ国中166位(2010年)にあり,同国民の約5割が慢性的な栄養不足におかれています。本件は,このようなブルンジの状況に鑑み,同国の深刻な食料不足緩和のため,同国民の主要食糧の一つである小麦の調達に必要な資金を供与するものです。
  3. なお,我が国は,2008年5月の第4回アフリカ開発会議(TICAD IV)において,アフリカ諸国の農業・食糧分野における取組みへの協力を強化することを表明しており,本件協力はこれを具体化するものです。

【参考】 ブルンジ共和国は,面積約2.078万平方キロメートル,人口830万人,1人当たりGNI(国民総所得)約150米ドル(2009年世銀統計)。

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