
水銀に関する条約の制定に向けた政府間交渉委員会第3回会合の結果概要
平成23年11月7日
- 10月31日(月曜日)から11月4日(金曜日)まで,ケニアのナイロビにおいて,水銀に関する条約の制定に向けた政府間交渉委員会第3回会合が開催されました。
- 会合には,我が国から,杉中淳外務省国際協力局地球環境課長を団長とし,外務省,経済産業省及び環境省から政府関係者が出席したほか,各国政府の代表,国際機関,NGO等が出席するなど,約130か国・地域から約600名の参加がありました。
- 今回の会合は,計5回予定されている政府間交渉委員会の3回目であり,国連環境計画(UNEP)事務局により作成された条文案の各条項(水銀の供給源,国際貿易,水銀添加製品,水銀が使用される製造プロセス,人力小規模金採掘(ASGM),大気への排出,水及び土壌への放出,保管,廃棄物及び汚染サイト,資金及び技術・実施支援,普及啓発等)について,UNEP事務局から内容等の説明があった後,議論が行われました。
- 2012年6月に開催される次回会合では,今回の議論等を踏まえて修正された条文案について引き続き議論が行われる予定です。
(参考)今後の日程
- UNEP事務局が現時点で想定する日程は,以下のとおりです。
- ・2012年6月25日~29日
- 第4回会合(場所:ウルグアイのプンタ・デル・エステ)
- ・2013年初め
- 第5回会合(場所:スイス又はブラジル)
- ・2013年2月
- 第27回UNEP管理理事会(場所:ケニアのナイロビ)
- ・2013年後半
- 外交会議(場所:日本)