
インドネシア共和国に対する無償資金協力「プルイット排水機場緊急改修計画(詳細設計)」に関する書簡の交換
平成23年1月20日
- 本20日(木曜日)(現地時間同日), インドネシア共和国の首都ジャカルタにおいて、我が方塩尻孝二郎駐インドネシア大使と先方ハムザ・タイブ外務省アジア・太平洋・アフリカ総局長(Mr.T.M.Hamzah Thayeb, Director General for Asia Pacific and African Affairs, Ministry of Foreign Affairs of the Republic of Indonesia)との間で, 7,400万円を限度とする無償資金協力案件「プルイット排水機場緊急改修計画(詳細設計)」に関する書簡の交換が行われました。
- インドネシアの首都ジャカルタでは, 人口の集中, 気候変動の影響による降雨の不規則化により, 洪水被害が拡大しています。この協力は, ジャカルタの中心部の排水調整を担うプルイット排水機場が, 2009年2月に機能不全に陥ったため, 同排水機場の防潮堤の改修, 排水ポンプの設置等を実施し, ジャカルタ中心部を洪水被害から防御する計画の詳細設計を行うために必要な資金を供与するものです。我が国は, 気候変動の適応策の一環として, 洪水災害に対する住民の安全性を高めるとともに, 経済活動等への被害を軽減させることにより, 首都圏の投資環境の改善等を通じた同国経済の発展に寄与するため, この計画の実施を決定しました。
- この協力は, 2009年12月に発表した, 気候変動対策に関する我が国の2012年までの途上国支援の一環です。我が国としては, すべての主要国による公平かつ実効性のある枠組みの構築と意欲的な目標の合意を目指して, インドネシアと引き続き気候変動分野で連携していきます。また, この協力は, 2010年12月に協力覚書が署名された「首都圏投資促進特別地域」の一環として, 首都圏の投資環境改善に対する協力として実施されるものです。
【参考】 インドネシアは, 面積189.1万平方キロメートル, 人口2.31億人(2009年), 人口1人当たりのGNI(国民総所得)2,230ドル(2009年, 世銀)