報道発表

キルギス共和国に対する紛争予防・平和構築無償資金協力「キルギス南部における避難民及び帰還民コミュニティの帰還・再統合プログラム(UNHCR連携)」に関する書簡の交換について

平成22年9月14日
  1. 本14(火曜日)(現地時間同日),キルギス共和国の首都ビシュケク市において,我が方丸尾眞駐キルギス国大使と先方ハンス・フリドリフ・ショドル駐キルギス国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)事務所長(Mr. Hans Friedrich Schodder,Representative of UNHCR in the Kyrgyz Republic)との間で6億1,000万円を供与額とする無償資金協力「キルギス南部における避難民及び帰還民コミュニティの帰還・再統合プログラム」に関する署名の交換が行われました。
  2. キルギスでは,本年6月に南部のオシュ市でキルギス系とウズベク系の住民の間で衝突が発生し,大規模な暴動へと発展しました。この騒乱で,7月5日までに死者は300名以上(保健省発表による),負傷者は2,300名以上にのぼり,約75,000人が隣国ウズベキスタンへ難民として逃れ,約30万人がキルギスで国内避難民となりました。衝突は鎮静化しましたが,住居が破壊されたために帰還できない避難民がおり、冬が来る前の早急な住居の復旧が急務となっています。
  3. この協力は,キルギス政府とUNHCRの要請に答え,オシュ州とジャララバード州で損壊又は全壊した住居を修繕または再建するための資機材を避難民に提供するものです。また,民族間の協調を促進するプログラムを実施し,政府関係機関による社会・行政サービスの提供実施状況をモニタリングします。
  4. この協力により,約37,500人が帰還し,地域コミュニティ間の協調関係が回復し,キルギス政府が進める復興・開発計画の実施へ繋がることが期待されています。

(参考)

キルギスは,面積約20万平方キロメートル,人口530万人(09年,世銀),人口1人当たりGNI790.00ドル(09年,世銀)

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