
関水康司(せきみずこうじ)国際海事機関(IMO)海上安全部長のIMO事務局長選挙への擁立
平成22年8月19日
- 日本政府は,次期IMO事務局長選挙への我が国からの候補として,関水康司IMO海上安全部長を擁立する。
- IMOは,海上の安全,海洋汚染の防止等の海事問題に関するルール策定において主要な役割を果たしている国連の専門機関であり,99%(重量ベース)の物資を海上輸送に頼る我が国にとって,重要な国際機関である。
- 関水部長は,IMO事務局において20年以上にわたり要職を歴任し,海事分野において豊富な専門知識を有しており,国際的な知名度も高い。最近では,ソマリア沖海賊対策にも手腕を発揮するなど,そのリーダーシップは高い評価を得ており,次期IMO事務局長として最適な候補と考えている。
- 本件選挙の正式な公示は,本年11月の第105回IMO理事会の後に行われる予定であるが,我が国としては,今後,各国からの支持を得るべく全力を尽くす考えである。
(参考1)IMO事務局長選挙は,IMO理事国(日本を含む40か国により構成)による無記名投票によって行われる。
(参考2)次期IMO事務局長選挙の今後の予定
本年11月 事務局長選挙公示(予定)
来年 6月 事務局長選挙(予定)
(参考3)関水候補略歴(別添(PDF))
※ 本件については,国土交通省でも同様の内容の報道発表(平成22年8月19日)を行っています。