
ケニア共和国に対する円借款「ムエア灌漑開発計画」に関する書簡の交換
平成22年7月26日

- 本26日(月曜日)(現地時間同日),首都ナイロビにおいて,我が方岩谷滋雄駐ケニア国大使と先方ウフル・ケニヤッタ副首相兼財務大臣(Hon. Uhuru Kenyatta, E.G.H., M.P., Deputy Prime Minister and Minister for Finance)との間で,131億7,800万円を限度とする円借款「ムエア灌漑開発計画」に関する書簡の交換が行われました。
- ケニアでは,2007年以降3年連続で発生した大規模な干ばつの影響による食糧不足が生じたことから,確実な食糧の収穫が見込める灌漑開発の促進が喫緊の課題となっています。ケニア政府は,2030年までの長期開発計画「Vision2030」において,農業部門の開発を重点の一つに位置づけており,この計画は農業部門の最優先事業に位置づけられています。
この円借款は,ケニアのムエア灌漑事業区において灌漑施設を整備するものであり,供与条件は以下のとおりです。
(1)金利: 年1.2パーセント
(2)償還期間: 30年(10年の据置期間を含む)
(3)調達条件: 一般アンタイド
- この協力の実施により,ケニアの灌漑施設の整備や運営維持能力の強化を行うことでコメ等の生産性の向上を図ることにより,同国の食糧安全保障の改善に寄与することが期待されます。
- 我が国は,2008年5月に開催された第4回アフリカ開発会議(TICAD IV)において,農業分野の取組への協力を強化することを表明しており,この協力は,これを具体化するものです。
(参考) ケニア共和国はアフリカの東部に位置し,面積約58万平方キロメートルを有し,人口は約3,750万人(世銀、2008年),一人当たりGNI(国民総所得)は約730米ドル(世銀、2008)。