報道発表

ラオス人民民主共和国に対する無償資金協力に関する交換公文署名式(「チャンパサック県及びサバナケット県学校環境改善計画」)

平成22年6月15日
  1. 本15日(火曜日),ラオスの首都ビエンチャンにおいて,我が方宮下正明駐ラオス大使と先方トンルン・シースリット副首相兼外務大臣(Dr. Thongloun Sisoulith, Deputy Prime Minister and Minister of Foreign Affairs)との間で,10億1,800万円の無償資金協力「チャンパサック県及びサバナケット県学校環境改善計画」(the Project for the Improvement of School Environments in Champasack and Savannakhet Provinces)に関する交換公文の署名式が行われました。
  2. 本件協力は,ラオス南部のチャンパサック県及びサバナケット県の小・中学校計91校において,計404教室及びトイレ,職員室等を新増設し,机,椅子等の教室設備を整備するために必要な資金を供与するものです。
    本件協力により,両県における学校環境が質・量ともに改善し,就学率が向上することが期待されます。
  3. メコン地域の中心に位置し,メコン河流域面積の約3分の1を占めているラオスが安定的かつ持続的な成長を遂げることは,地域全体の繁栄にとっても重要です。我が国は,1991年以降,ラオスに対する最大の支援国として同国に対して支援を実施してきており,本件実施により,二国間関係の更なる強化が期待されます。

(参考) ラオス人民民主共和国は東南アジア諸国連合(ASEAN)に加盟し,面積約24万平方キロメートル,人口約620万人(2008年),1人当たりのGNI(国民総所得)は740ドル(2008年)。

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