
北原悦男国際穀物理事会(IGC)事務局長の再任
平成22年6月8日
- 6月7日(月曜日),ロンドンで開催された第31回国際穀物理事会(IGC)において,北原悦男事務局長の再任が承認されました。次期任期は,2011年2月1日から2016年1月31日までの5年間です。
- IGCは,国際穀物市場の動向や各国の穀物政策及び輸出入動向について詳細な情報・分析の提供等を行っており,穀物の大半を輸入に依存する我が国にとってIGCの活動は非常に有用です。
- 我が国としては,引き続き,IGCの発展に協力し,世界の食料安全保障の強化に向けて積極的に貢献していく所存です。
【参考】
- 国際穀物理事会(IGC)
国際穀物理事会は,穀物貿易に関する情報交換等を通じた国際協力の促進により,国際穀物市場の安定と世界の食料安全保障を高めることを目的とする国際機関(本部:ロンドン)。1949年に「国際小麦理事会」として設立され,1995年に現在の名称に改称。対象穀物は,小麦のほか,とうもろこし,大麦,ライ麦,ミレット,ソルガム,オート,ライ小麦,コメ,油糧種子及びそれらの製品。
- 北原悦男氏 略歴
1974年 農林省入省
2002年 農林水産省農村振興局次長、2003年 国土交通省土地・水資源局次長
2004年 独立行政法人国際協力機構(JICA)理事
2006年~ 現職