報道発表

ミャンマーに対する無償資金協力「結核対策薬品機材整備計画」に関する書簡の交換

平成22年3月31日
  1. 本31日(水曜日)(現地時間同日)、ミャンマーのネーピードーにおいて、我が方野川保晶駐ミャンマー国大使と先方ソー・ター国家計画経済開発大臣(Soe Tha, Minister for National Planning and Economic Development)との間で、3億800万円を限度とする無償資金協力「結核対策薬品機材整備計画」(the Project for Equipment Provision for the National Tuberculosis Programme)に関する交換公文の署名式が行われました。
  2. ミャンマーは、WHO(世界保健機関)が定める結核蔓延国に指定されており、2007年には8万3,000人が新たに結核を発病、6,300人が結核で死亡する等、結核対策の実施は急務となっています。同国政府は結核対策に取り組んでいますが、抗結核薬のほとんどはミャンマー国内では製造されておらず、政府の予算不足から国の結核対策予算で賄うことのできる薬品の量は極めて限定されています。
    本件は、成人用抗結核薬1年分(2011年分)を供与することで、年間約14万人と予想されている同国の結核患者に対する治療活動が維持されることを可能にするものです。
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