報道発表

インドに対する円借款に関する書簡の交換

平成22年3月29日
  1. 本29日(月曜日)、インドの首都ニューデリーにおいて、我が方堂道秀明駐インド国大使と先方アローク・シール財務省経済局長(Mr. Alok Sheel, Joint Secretary, Department of Economic Affairs, Ministry of Finance)との間で総額2,156億1,100万円を限度とする額の円借款に関する書簡の交換が行われました。
  2. 対象案件の概要

    (1)デリー高速輸送システム建設計画(フェーズ2)(第五期)(336億4,000万円)
    首都デリーにおいて、地下鉄及び高架鉄道による高速輸送システム(「デリーメトロ」。総延長414キロメートル)建設計画について、第2フェーズとして約83キロメートルの建設等を行うものです。

    (2)コルカタ東西地下鉄建設計画(第二期)(234億200万円)
    西ベンガル州の州都コルカタにおいて、地下鉄及び高架鉄道による高速輸送システム(約14キロメートル)の建設等を行うものです。

    (3)チェンナイ地下鉄建設計画(第二期)(598億5,100万円)
    タミル・ナド州のチェンナイ都市圏において、地下鉄及び高架鉄道による高速輸送システム(約43キロメートル)の建設等を行うものです。

    (4)貨物専用鉄道建設計画(フェーズ1)(第二期)(902億6,200万円)
    総延長約2,800キロメートルの貨物専用鉄道(西回廊(デリー・ムンバイ間)及び東回廊(デリー・コルカタ間))を建設する計画のうち、我が国は円借款による西回廊建設を支援することとしています。本件は、西回廊(約1,500キロメートル)の一部区間(レワリ・バドーダラ間、約950キロメートル)での本体工事に係る円借款を供与するものであり、また、本邦技術活用条件(STEP)の適用により、我が国の鉄道技術及び専門知識が活用されます。

    (5)レンガリ灌漑計画(Ⅲ)(30億7,200万円)
    オリッサ州ブラマニ川流域において、灌漑施設を新設し、水利組合の組織化や営農指導を行うものです。

    (6)シッキム州生物多様性保全・森林管理計画(53億8,400万円)
    シッキム州に位置する国立公園及び野生生物保護区の管理能力強化、森林局の活動基盤の強化・整備などを実施するものです。
  3. 供与条件

    (1)(1)から(3)及び(5)について
      (イ)金  利:年1.40%(コンサルティングサービス部分は年0.01%)
      (ロ)償還期間:30年(10年の据置期間を含む。)
      (ハ)調達条件:一般アンタイド

    (2)(4)について
      (イ)金  利:年0.20%(本邦技術活用条件(STEP))(コンサルティングサービス部分は年0.01%)
      (ロ)償還期間:40年(10年の据置期間を含む。)
      (ハ)調達条件:日本タイド

    (3)(6)について
      (イ)金  利:年0.55%(優先条件「地球環境・公害対策」)(コンサルティングサービス部分は年0.01%)
      (ロ)償還期間:30年(10年の据置期間を含む。)
      (ハ)調達条件:一般アンタイド

    (参考) インドは、面積約329万平方キロメートル、人口約11億2,479万人(2007年、世銀)、人口1人当たりのGNI(国民総所得)950米ドル(2007年、世銀)。
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