報道発表

マラウイ共和国に対する一般プロジェクト無償資金協力「国道1号線南ルクル橋架け替え計画」に関する書簡の交換

平成22年2月18日

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  1. 本17日(水曜日)(現地時間同日)、マラウイ共和国の首都リロングウェにおいて、我が方野呂元良駐マラウイ国大使と先方ケン・カンドド財務大臣(The Honourable Ken Kandodo, Minister of Finance)との間で、8億8,300万円の一般プロジェクト無償資金協力「国道1号線南ルクル橋架け替え計画」(The Project for Replacement of South Rukuru Bridge on the Main Road M001)に関する書簡の交換が行われました。
  2. 内陸国であるマラウイでは、陸上輸送が国際物流を含む物資・旅客輸送の重要な役割を担っており、本計画の対象となる橋梁が所在する国道1号線は、タンザニアとの国境からモザンビーク国境まで続き、マラウイを南北に縦断する基幹道路です。既存のルクル橋は一車線であることに加え、老朽化が進み、速度及び荷重制限が課されており、交通及び物流のボトルネックとなっています。
  3. 本件協力は、ルクル橋を2車線橋の南ルクル橋として架け替える際に必要な資金を供与するものです。本件協力の実施により、通行可能な車両重量が大幅に引き上げられるとともに、対向車の通行が可能になり、東南部アフリカ諸国間の物流促進、地域開発に貢献することが期待されます。
  4. 我が国は、2008年5月の第4回アフリカ開発会議(TICAD IV)等において、アフリカ諸国の広域運輸インフラ分野における取組への協力を強化することを表明しており、本件協力はこれを具体化するものです。

(参考) マラウイ共和国はアフリカ南部に位置し、面積は11.8万平方キロメートルを有し、人口は約1,428万人(世銀、2008)、一人当たりGNI(国民総所得)は約290米ドル(世銀、2008)。

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