報道発表

生物多様性条約第10回締約国会議等におけるカーボン・オフセットに用いるクレジットの追加公募結果と今後の予定

平成22年12月24日

生物多様性条約COP10/MOP5カーボン・オフセット事務局では,生物多様性条約(以下「CBD」という)の第10回締約国会議(以下「COP10」という)およびカルタヘナ議定書第5回締約国会議(以下「MOP5」という)開催にあたり,発生したCO2排出量をカーボン・オフセットするため,「生物多様性条約第10回締約国会議等におけるカーボン・オフセットに用いるクレジット」の追加募集を行いましたので,以下のとおり結果を公表します。

日常生活や経済活動において避けることができないCO2等の温室効果ガスの排出について,まずできるだけ排出量が減るよう削減努力を行い,どうしても排出される温室効果ガスについて,排出量に見合った温室効果ガスの削減活動に投資すること等により,排出される温室効果ガスを埋め合わせるという考え方。

  1. カーボン・オフセットで利用するクレジットの追加公募結果について

    平成22年12月7日から12月13日にカーボン・オフセットに用いるクレジット(J-VER)について追加公募を実施したところ,9件の応募がありました。これらの応募について,有識者によって組織された生物多様性条約COP10/MOP5カーボン・オフセット検討委員会にて審査を行った結果,以下のクレジットを購入して無効化することとしました。

       クレジット種別   J-VER
       プロジェクト番号  0022
       プロジェクト名   三重県大台町宮川流域における持続可能な森林管理プロジェクト
       購入量(t-CO2e)  786
       購入予定先    三重県大台町

    平成22年9月17日から9月24日に実施したカーボン・オフセットに用いるクレジットの1次公募にて採択したクレジット(添付書類(PDF))のJ-VER13件およびCER1件と,本追加公募にて採択したJ-VER 1件の合計27,357t-CO2eを用いて,カーボン・オフセットを実施します。
  2. 今後の取組方針について

    オフセットの対象とする上記のCO2については,適格審査機関のSGSジャパン株式会社による第三者審査及びカーボン・オフセット認証制度に基づいた第三者認証機関による認証を経て確定する予定です。カーボン・オフセットに係る手続きが全て完了した後に,CBDのCOP10/MOP5の開催に伴う環境配慮への取組結果及びその一環として実施したカーボン・オフセットの最終結果を公表する予定としています。

【添付書類】

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