
前原外務大臣によるシン・インド首相表敬
平成22年10月25日
- 本25日(月曜日)午前10時20分から約40分間,前原誠司外務大臣は訪日中のマンモハン・シン・インド首相を表敬訪問したところ,概要以下のとおりです。
- 冒頭,前原外務大臣より,シン首相の訪日を歓迎するとともに,シン首相の強いリーダーシップのおかげで日インド関係は大きく発展しており,今後とも日インド戦略的グローバル・パートナーシップの更なる強化に向け尽力したいと述べました。また、安保理改革について,同席のクリシュナ外相も出席した9月のニューヨークにおけるG4外相会合は良い会合となったと述べました。経済については,貨物専用鉄道建設計画(DFC)やデリー・ムンバイ間産業間大動脈構想(DMIC)を重視している旨述べ,また,日インド包括的経済連携協定交渉が成功裡に完了したことに対しシン首相への尽力に謝意を表明しました。
- これに対し首相より,日インド関係が発展を続けていることに嬉しく思う,インドでは党派を超えて日本との関係拡大への支持があると述べるとともに、インドが最大の受取国となっているODAに対し謝意の表明がありました。また、DFCやDMICといったプロジェクトともに,デリー・メトロも日印間の協力を象徴するプロジェクトであり,今やメトロはインドの他の都市にも拡大している旨述べ,高い技術力を有する日本と若い労働力や拡大する市場を有するインドは互いにユニークな補完関係にある旨述べました。
- また,民生用原子力協力につき,シン首相より,交渉が開始されたことを歓迎するとともに,核実験モラトリアムの継続について改めて言及があり,前原大臣からは,民生用原子力協力については,シン首相からの核実験モラトリアムの継続への言及を多としつつ,唯一の被爆国としての日本国民の感情を伝達しました。