
第三国定住によるミャンマー難民の来日
平成22年10月13日
- 本13日(水曜日)午後,平成20年の閣議了解に基づく第三国定住によるミャンマー難民の受入れについて,来日が延期となっていた2家族9名(注)が来日しました。
- 来日した難民の方々は,今後,9月28日に来日した3家族18名とともに,政府が実施する日本語教育,生活ガイダンス,職業紹介などの総合的な定住支援プログラムを受講した後,地域社会において自立生活を営む予定です。
- 今般の第三国定住による我が国の難民受入れは,アジアで初となる取組であり,国際社会からも高く評価・注目されています。政府としては,難民の方々が今後,文化や習慣がまったく異なる日本社会に定着し,安定した生活を営むことが出来るよう,幅広い関係者の協力を得ながら,支援を実施していく方針です。
(注)今年度受入れ予定の5家族27名のうち,2家族9名については,家族の体調不良のため,来日が遅れていました。
(参考) 第三国定住とは
第三国定住は,自発的帰還及び第一次庇護国への定住と並ぶ難民問題の恒久的解決策の一つ。我が国は,国際貢献及び人道支援の観点から,平成20年12月の閣議了解に基づき,パイロットケースとして,タイのメーラ・キャンプに滞在するミャンマー難民を毎年約30人,3年連続して受け入れることとした。