報道発表

アフガニスタン・イスラム共和国に対する無償資金協力「カブール国際空港誘導路改修計画」に関する書簡の交換

平成22年10月4日
  1. 本4日(月曜日)(現地時間同日),カブール市において,我が方廣木重之駐アフガニスタン国大使と先方ザルメイ・ラスール・アフガニスタン・イスラム共和国外務大臣(Dr. Zalmai Rassoul, Minister of Foreign Affairs of the Islamic Republic of Afghanistan)との間で,総額25億7,200万円を限度とする一般プロジェクト無償資金協力「カブール国際空港誘導路改修計画」(the Project for Rehabilitation of Airfield Pavements at Kabul International Airport)に関する書簡の交換が行われました。
  2. アフガニスタンでは,長期に亘る内戦により,国内の殆どの生活基盤が破壊されました。経済社会の諸施設が壊滅的な打撃を受け,同国内では,現在,首都カブールの国際空港とカンダハール空港の2空港が国際線の発着空港として機能していますが,特に近年航空機の離発着増加が著しいカブール国際空港においては,誘導路と駐機場の劣化及び長年の維持管理不足のため,航空機の安全運航に支障が生じかねない状況にあります。
  3. 本件計画は,今後,年に約100万人の旅客が見込まれるカブール国際空港の誘導路,駐機場の舗装・拡張及び誘導路灯等を敷設することで,航空機の安全運航を確保することを目的としています。本件計画により,カブール国際空港における航空機の安全運航を確保するとともに,今後同空港の発着便数が増え,同国の経済発展の促進に資することが期待されます。

(参考) アフガニスタンの面積は約65.2万平方キロメートル(日本の約1.7倍),人口は約3,000万人(推定)。

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