報道発表

北朝鮮による飛翔体発射を受けた日米外相電話会談

平成21年4月5日

 中曽根外務大臣は、5日午後2時半過ぎより約15分間、クリントン米国務長官との間で日米外相電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、中曽根大臣より、日米両国を含む関係各国の働きかけにもかかわらず、北朝鮮による飛翔体の発射が発生したことは、地域の平和と安定を損なうものであり、安保理決議違反であって容認できない、更に、本件発射は六者会合の共同声明とも相容れず、六者会合を含めた北東アジアの平和と安定の為の努力に逆行するものである旨述べました。
  2. 更に、中曽根大臣より、国連安保理決議も念頭に、北朝鮮に対して強いメッセージを発信することが重要である旨述べたのに対し、クリントン国務長官より、北朝鮮の行為に対する深い懸念と非難を共有する、日米が明確で強固な立場を共にとっていくことが重要であり、安保理でも日米で協力していきたい旨述べました。
  3. 中曽根大臣とクリントン国務長官は、国連安保理における対応も含めて、今後の対応につき緊密に協議しながら、日米で共同して対処していくことで一致しました。
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