
ユスフ・ジブチ共和国外務・国際協力大臣の来日について
平成21年4月2日
- マハムッド・アリ・ユスフ(H.E.Mr. Mahmoud Ali YOUSSOUF)ジブチ外務・国際協力大臣は、4月2日(木曜日)から4日(土曜日)まで外務省の招待により来日します。
- ユスフ大臣は、滞在中、日本の政府要人と会談を行い、二国間関係や国際情勢について意見交換を行う予定です。また、ユスフ大臣は、中曽根外務大臣との間で、「ジブチ共和国における日本国の自衛隊等の地位に関する日本国政府とジブチ共和国政府との間の交換公文」並びに「食糧援助に関する交換公文」及び一般無償資金協力「ラジオ・テレビ放送局番組作成機材整備計画に関する交換公文」に署名し、書簡の交換を行う予定です。
- 今回のユスフ大臣の訪日により、我が国自衛隊等の海賊対処の基本的な活動拠点となるジブチとの協力関係が更に発展することが期待されます。また、「食糧援助」及び「ラジオ・テレビ放送局番組作成機材整備計画」は、昨年5月に行われたTICADⅣにおいて日本が表明した対アフリカ支援の拡大を具体化するものです。
(注1)「食糧援助」
(注2)「ラジオ・テレビ放送局番組作成機材整備計画」
ジブチでは、新聞や雑誌などの印刷媒体が十分普及しておらず、同国国民にとり、テレビ放送が教育・保健の促進及び農業・産業の発展に資する主要な伝達媒体となっている。本計画は、唯一の国営放送局であるジブチ・ラジオ・テレビ放送局に対し、放送設備及び機材の調達を行うために必要な資金を供与するもの。本計画の実施により、ジブチ・ラジオ・テレビ放送局の記録・編集技術及び番組制作能力が大幅に向上し、同国の情報伝達手段の発展に資することが期待される。