報道発表

モザンビーク共和国に対する無償資金協力に関する書簡の交換(「中学校建設計画」)

平成21年10月27日

  1. 本27日(火曜日)(現地時間同日)、マプトにおいて、我が方瀬川進駐モザンビーク国大使と先方アイレス・ボニファシオ・アリ教育文化大臣(Mr. Aires  Bonifacio Ali, Minister of Education and Culture)との間で、10億1,500万円を供与額とするコミュニティ開発支援無償資金協力「中学校建設計画」(the Project for Construction of Secondary Schools)に関する書簡の交換が行われました。
  2. モザンビークでは、初等教育修了者の中等教育への進学希望者は大幅に増加していますが、教室数の不足により、入学できず待機している生徒がいるなど、教室等の整備が喫緊の課題となっています。
    本件計画は、中学校4校において合計58教室の建設、並びに必要な機材(事務機器、教育用機材等)を供与するものです。本件協力により、教室不足が解消され、約9,500人の児童が中等教育へ進学することが可能となるとともに、多目的教室、図書室等が整備され、教育環境の質的向上が図られることが期待されます。
  3. 我が国は、昨年5月の第4回アフリカ開発会議(TICADIV)において、教育分野での支援を表明しており、本件協力はその支援策の具体化の一環となります。

(参考) モザンビーク共和国はアフリカ東岸に位置し、面積約80.2万平方キロメートルを有し、人口は約2,010万人(世銀、2006年)、一人当たりGNI(国民総所得)は約320米ドル(世銀、2007)。

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