
イラク地方議会選挙への選挙監視団の派遣
平成21年1月28日
- 日本政府は、1月31日(土曜日)に予定されているイラク地方議会選挙の公正な実施を支援するため、香川剛廣中東アフリカ局参事官を団長とする選挙監視団を派遣することを決定しました。
- 今般の監視団は、派遣期間中、イラク国内において選挙準備・投票状況の監視活動を行う他、選挙委員会関係者、イラク政府高官、他の選挙監視団との意見・情報交換等を行う予定です。
- 今次選挙は、2005年11月に民主的に制定されたイラク新憲法下で行われる初の地方議会選挙です。
【参考】 イラク地方議会選挙
- 地方議会選挙法は、選挙方式、選挙運動のあり方、クルディスタン地域との間で係争のあるキルクークの扱い等を巡り審議が遅延していたが、昨年9月24日にイラク国民議会で採択され、キルクーク県及びクルディスタン地域3県を除くイラク14県における地方議会選挙が1月31日に実施される運びとなった。
- 今般の選挙監視団への参加は、イラク独立選挙管理委員会よりの要請を受けてのもの。
- 国際社会からは、主要各国が監視団を派遣する予定。