報道発表

第6回アフリカ連合(AU)総会へのわが国のオブザーバー出席について

平成18年1月20日
  1. 1月23日(月曜日)、24日(火曜日)の両日、スーダンにて開催される第6回アフリカ連合(AU)総会に、わが国から佐藤啓太郎国連改革担当大使兼アフリカ紛争・難民問題担当大使らがオブザーバーとして出席する。
  2. この会議には、AUに加盟するアフリカ53ヶ国・地域から首脳級の代表者が出席し、アフリカにおける教育と文化、国連・安保理改革等多岐にわたる問題について議論が行われる予定である。
  3. わが国の出席者は、同会議に出席するアフリカ各国の首脳等と会談し、二国間関係、アフリカ開発会議(TICAD)プロセスを基軸とするわが国の対アフリカ支援、国連・安保理改革をはじめとする国際場裡における日・アフリカ協力等について意見交換を行う予定である。

(参考)

アフリカ連合(AU)

  1. アフリカ連合(AU)は、前身のOAU(アフリカ統一機構)の発展改組により、2002年に発足。それ以降、アフリカの政治的・経済的統合推進の中核的役割を担ってきており、特に、頻発するアフリカの紛争問題(スーダン、大湖地域、コートジボワール等)に対して、非常に重要な役割を果たしてきている。
  2. AU総会は、アフリカ53カ国・地域が加盟する世界最大の地域機関(わが国未承認の「サハラ・アラブ民主共和国」を含む。モロッコは非加盟。)であるAUの最高機関(首脳会議)で、2005年から年2回開催されることとなった。(前回の定期総会は2005年7月にリビアのシルテにて開催。)
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