広報イベント
第11回 国際教育協力日本フォーラム(Japan Education Forum XI)開催のお知らせ
平成26年1月22日
平成26年2月19日(水曜日),外務省と文部科学省,広島大学,筑波大学との共催で第11回国際教育協力日本フォーラム(JEF XI)を下記のとおり開催いたします。
本フォーラムは,開発途上国の自立的な教育開発とそのための国際協力の在り方について,開発途上国や内外の援助機関関係者が意見交換を行うことを目的として2004年から開催しているものです。
日本は、ユネスコを始めとする国際機関等及びG8サミットやアフリカ開発会議(TICAD)の場を通じて、2015年までの「万人のための教育"Education for Al"(EFA)」達成に向けた国際社会による取組を推進してきました。国際教育協力は、人間の安全保障の実現のための不可欠な分野として位置づけられ、「自助努力支援と持続可能な開発」、「疎外された人々に届く支援」、そして「文化の多様性の尊重と相互理解の増進」は、2010年に発表した日本の国際教育協力政策における基本理念とされています。
第11回となる今年のフォーラムでは、グローバリゼーションの中でとらえる途上国の教育に注目し、「グローバリゼーションと途上国の教育課題-我が国の教育協力-」をテーマとします。基調講演においては、国際的な視点と途上国の視点から、グローバリゼーションが途上国の教育に及ぼす影響と、グローバル社会における教育の役割についてお話しいただきます。教育開発の第一線で活躍する国際機関の実務者、教育開発分野の専門家の方々をお迎えし、途上国の教育に影響を与えるグローバリゼーションについて、ポスト2015年を見据えた議論を行います。また、グローバリゼーションによる変化に対応する教育の在り方について日本自身も模索しながら取り組む中で、どのように国際教育協力に貢献できるかについても考えます。開発途上国の教育開発に関わる援助関係者や研究者はもちろん,途上国の教育,国際協力に関心のある方々の幅広い参加をお待ちしています。
主催:外務省,文部科学省,広島大学,筑波大学(共催)
後援:国際協力機構(JICA)
開催日時:平成26年2月19日(水曜日) 10:00-17:00
開催場所:文部科学省東館3階講堂(東京都千代田区霞が関3丁目2-2)
プログラムの概要
10:00-10:20 主催者代表挨拶(文部科学省・外務省)
10:20-10:50 基調講演
キレミ・ムウィリア
元ケニア教育省副大臣
「サブサハラアフリカ諸国は教育のグローバリゼーションから恩恵を受けることができるのか」
10:50-11:20 基調講演
アンジェラ・W・リトル
ロンドン大学教育研究所(IOE)名誉教授
「アジアにおけるグローバリゼーションと教育の相互関係」
11:20-12:00 質疑応答
12:00-13:30 休 憩(昼食)
午後の部
13:30-14:45 パネルセッション
「グローバリゼーションの途上国の教育への影響と課題(1)」
「グローバル社会における日本の国際教育協力の在り方(2)」
モデレーター:
黒田 一雄
早稲田大学大学院 アジア太平洋研究科教授/国際教育協力研究所所長
パネリスト:
フェルナンド・パラシオ
筑波大学教育開発国際協力研究センター(CRICED) 研究員
水野 敬子
国際協力機構(JICA) 国際協力専門員/ラオス国教育省付教育政策アドバイザー
アンシュール・ソナック
インテル コーポレーション アジア太平洋地域教育部長
14:45-15:15 休 憩
15:15-16:15 指定討論・質疑応答
16:15-17:00 総括討論
17:00 閉 会
参加申し込み方法
参加ご希望の方は,JEF事務局ホームページ内の参加申込書に氏名,御所属,連絡先(住所,電話・FAX番号または電子メールアドレス)を明記の上,平成26年2月14日(金曜日)までに,下記宛てに電子メール又はFAXでお申し込み願います。またフォーラムについての,御質問や御不明な点等がございましたら,下記事務局までお問い合わせください。
申込先
広島大学 教育開発国際協力研究センター内JEF事務局
Tel:082-424-6959
FAX:082-424-6913