談話

平成25年8月12日
1.本12日、日中平和友好条約は署名35周年を迎えました。

2.この35年間、日中両国は、政治、経済、文化等あらゆる分野において協力関係を深めてきており、両国関係を法的に規律する同条約は、こうした両国間の協力関係の強化に重要な役割を果たしてきました。同条約を含む日中間の4つの基本文書の諸原則と精神に基づき、両国関係を引き続き推進していくことは、日中両国、地域及び国際社会の利益に資するものです。

3.日中関係は双方にとり最も重要な二国間関係の一つです。隣国であるからこそ、様々な問題が生じますが、我が国政府としては、個別の問題があっても両国関係全体に影響を及ぼさないように努力し、発展させていくとの「戦略的互恵関係」にのっとり、日中関係を進めていくとの立場です。

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