ジャマイカ
フォルケス=アブラハムス・ジャマイカ産業・投資・商業省担当国務大臣による宇都外務大臣政務官表敬
平成26年12月10日
12月5日,宇都隆史外務大臣政務官は,訪日中のシャロン・フォルケス=アブラハムス・ジャマイカ産業・投資・商業省担当国務大臣(The Honourable Sharon Ffolkes Abrahams, the Minister of State for the Ministry of Industry, Investment, and Commerce, Jamaica)の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。
1. 冒頭,宇都政務官から,外交関樹立50周年及び日・カリブ交流年の訪日を歓迎する,明日(6日)大臣の出席される女性に関するシンポジウムの成功を祈念する,訪日中,日本企業との面談が多数予定されているが,世界でのビジネス経験豊富な日本企業との有意義なディスカッションを期待する,また,日本の地方の文化や技術,日本の中小企業の技術力の高さ,裾野の広さは経済の強靱性に資するものであり,そうした幅広い基盤がジャマイカで育つよう参考にしてほしい旨述べました。また,経済協力に関し,先般,ジャマイカの中小企業育成のための草の根無償の実施を決定しており,引き続き連携を密にしていきたい旨述べました。
2. これに対して,フォルケス=アブラハムス国務大臣からは,初めての訪日で,明日(6日)のシンポジウム,神戸,京都への訪問も楽しみにしている,外交関係樹立50周年を祝うとともに,次の50年の日ジャマイカ関係に期待する,これまでの日本からの支援・貢献に感謝する,特に,中小企業育成への支援は自分の担当でもあり,有意義な協力に感謝している旨述べました。また,ジャマイカは,パナマ運河拡張に伴い,中南米への玄関口として大きなポテンシャルを有しており,ロジスティクス・ハブ計画を進め,船舶のアクセスを改善し流通及び投資の拡大を目指しているので,こうした点での日本のビジネスとの関係強化を図りたい旨述べました。