外務副大臣・外務大臣政務官

平成25年12月11日
シュヴィトコイ露国際文化交流担当大統領特別代表及びスリペンチュク国家院議員(対日議員グループ代表)の牧野外務大臣政務官表敬
 12月11日午後4時10分から約30分間,牧野たかお外務大臣政務官は,来日中のシュヴィトコイ露国際文化交流担当大統領特別代表(Mr. Mikhail SHVYDKOI)及びミハイル・スリペンチュク・露国家院議員(対日議員グループ代表)(Mr. Mikhail SLIPENCHUK)の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。
 なお,シュヴィトコイ特別代表及びスリペンチュク議員は,「日本におけるロシア文化フェスティバル2013」閉会式に出席するため訪日しました。

1 牧野大臣政務官から,ロシア文化フェスティバルの成功を歓迎するとともに,日露間の頻繁な首脳会談の実施が同フェスティバルの参加者増加にもつながったのではないか,今後も両国間の青年交流や武道交流,議員交流など,さまざまな形での交流が盛んになるよう協力したい旨述べました。また,交流を深める中で,懸案の平和条約締結を実現したい旨述べました。

2 シュヴィトコイ大統領特別代表から,同フェスティバルに対する日本政府の支援に感謝するとともに,「日露武道交流年」である2014年や,日露関係の節目にあたる2015年(注:1855年の日露通好条約160周年)を契機に両国間の文化,武道及び青年の交流を活性化し,日露関係を深化させていきたい旨述べました。

3 スリペンチュク議員からは,日露間の議員交流発展の重要性を指摘するとともに,空手をはじめとした武道のロシアにおける現状を述べた上で,武道交流のあり方や,環境・都市問題等の分野での二国間協力の可能性について述べました。

4 この他,双方は,議員交流,文化・スポーツ交流等を含む幅広い分野の日露関係について意見交換を行いました。


(参考)「ロシア文化フェスティバル」
(1)2006年から毎年行っており,本年で8回目。年間を通じ,ロシア文化・芸術に係る各種コンサート・展覧会等を日本全国各地で実施。ナルィシュキン国家院議長が同フェスティバルのロシア側組織委員会委員長を務めている。
(2)閉会式は12月11日(水)夜に東京で開催された。

外務副大臣・外務大臣政務官へ戻る