世界が報じた日本
海外主要メディアの日本関連報道
最近の海外主要メディアにおける日本関連報道の中からいくつか紹介いたします。メディア側から予め承認が得られたものの中から選んで掲載しています。転載・複製を禁じます。詳細はリンクから原文をご参照願います。
掲載日:
5月15日及び16日:
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(キャスター)菅義偉・内閣官房長官は15日,東京の首相官邸でフェニックステレビの独占インタビューを受けた。日本政府は4年ぶりに中国メディアのインタビューを受け入れ,菅官房長官は初めて,安倍総理談話が日中関係改善につながる談話となるだろうと言及した。日本は現在,中国とさらに緊密な関係を築くことを強く希望している。 (菅官房長官)まず,日中は世界第二位と第三位の経済大国であり,その意味で,世界の平和と繁栄のため,今後互いに協力し,責任ある大国にならなければならない。日中は首脳会談を2度開催し,4月の首脳会談の際には,安倍総理は習近平国家主席との間で,様々な対話を行い,両国は交流を強化することで合意し,両国政府と国民間の相互交流を行うことによって関係改善を図るということから,日中間では実質的,具体的な海上連絡メカニズムの事務レベル協議がすでに開始されている。日本は中国との関係をさらに改善したいと強く希望しており,現在全力で努力しているところである。 (菅官房長官)(日本の食品の安全性について問われ)まず,我が国の市場に流通している食品は,世界で最も安全な水準であると断言できる。我が国の水,食品に対する基準は世界で最も厳しい。このような基準の下,食品中に放射性物質が含まれていないか,地方政府が検査を行い,基準値を超過したものは,直ちに全て回収し,廃棄している。日本の食品は絶対に安全であるということをまず申し上げたい。台湾が今回,制限措置を採ったことについて,我が国は科学的根拠に基づかない措置であると考えている。我々は,台湾に対し,日本の食品は安全であるということを引き続き説明し,科学的根拠に基づいて輸入規制を撤廃,緩和するよう強く求めていく。現在,我々は台湾にこのような働きかけを行っており,改善されることを願っている。WTOへの提訴はその後のことである。日本の食品は絶対に安全である。中国の旅行客にも是非日本に来てもらい,たくさん日本食を食べていただきたい。和食は世界遺産でもある。
掲載日:
4月30日付:
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角茂樹駐ウクライナ大使インタビュー
(以下,角大使発言)日・ウクライナ関係は確実に強化されつつあり,特にマイダン革命(尊厳の革命)及びクリミア・ドンバス問題発生以降は,対ウクライナ支援を継続的に実施してきている。日本政府はウクライナの改革努力を積極的に支援しており,かかる観点から新たに結成された最高会議対日友好議連のイェメツ会長(司法政策・法務委員会第一副委員長)及びスタシューク副会長を3月下旬に日本に招へいした。両議員は,外務省及び法務省幹部や森英介会長のもと再結成された日・ウクライナ友好議連関係者との意見交換や視察を行う等,訪日によって大きな成果があった。
掲載日:
5月号:
媒体名(国名):
執筆者(発信地):
山中誠駐ポーランド大使インタビュー
(以下,山中大使発言)ポーランドでは寿司,武道,アニメ及び日本語学習といった日本文化が人気であり,日本ではショパンやポーランド映画等が人気である。日本とポーランドは非常に良い関係である。2013年の安倍総理の当地訪問,本年2月のコモロフスキ大統領の訪日は両国間の関係の良さを象徴している。現在はまさに両国の経済関係をより強固にする時期である。我が国は,民主主義,人権や法の支配といった観点から基礎的な価値観を共有しているポーランドとの関係を大切にしている。両国間の関係は厳しい安全保障環境の中でより一層重要になるだろう。それ故に両国の一層戦略的な関係構築が求められている。