世界が報じた日本

4月1日~7日

平成27年4月20日

 最近の海外主要メディアにおける日本関連報道の中からいくつか紹介いたします。メディア側から予め承認が得られたものの中から選んで掲載しています。転載・複製を禁じます。詳細はリンクから原文をご参照願います。

掲載日:

3月23日付:

媒体名(国名):

コメルサント・ジェーニギ誌(ロシア)
タイトル:
経済学の授業

執筆者(発信地):

アレクサンドル・ゾーチン記者,マクシム・クヴァシャ記者(東京・モスクワ発)

 日本は最初の「アジアの虎」であり,現代史上初めてデフレが長期化した国であり,また,深刻な老化を経験した先進経済大国の最初の例である。この国は,「失われた二十年」後の今,再び世界に姿を現すかもしれない。長年のデフレは,いよいよ終焉を迎えつつある。

掲載日:

4月3日付:

媒体名(国名):

ヒンドゥスタン・タイムズ紙(印)
タイトル:
日本の高速新幹線というハイテクの偉業

執筆者(発信地):

Srinand Jha 記者

 最高時速130kmでガタガタ音をたてながら走るインド国鉄の揺れに慣れてきた人々にとって,北陸新幹線に乗車して経験することは技術的に大成功をおさめていることの証拠である。欧州に先んずること10年,事業に予算的承認が与えられてからちょうど4年後で東京オリンピックを開催した1964年,日本は東京と大阪間515kmを結ぶ当時世界最速だった東海道新幹線の運行を開始した。現在新幹線は一日当たり96万人もの旅客を輸送し,過去50年間犠牲者ゼロという記録を維持している。平均遅延時間は1分未満である。新幹線が都市間移動の時間を短縮したことに伴い,日本における人々の生活様式や経済活動は変貌を遂げるとともに拡大もしてきた。

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