世界が報じた日本
海外主要メディアの日本関連報道
12月17日~22日
平成26年12月25日
最近の海外主要メディアにおける日本関連報道の中からいくつか紹介いたします。メディア側から予め承認が得られたものの中から選んで掲載しています。転載・複製を禁じます。詳細はリンクから原文をご参照願います。
掲載日:
19日付:
媒体名(国名):
執筆者(発信地):
ヤン・ルソー記者(東京発)
日本の人口減少や生活スタイルの変化により日本酒の消費が減少している中で,日本酒メーカーは,自分たちの生き残る道は国際化しかないことを悟った。安倍総理は,国内で最上級の酒を外国の要人を迎えた夕食会で出すよう求めた。各国の日本大使館は現在,ワインでなく日本酒でもてなすように奨められている。日本貿易振興機構(JETRO)は国外で様々なビジネス事業を展開し,サロンで国産品の紹介も行っている。輸出先は米国,韓国を中心に,台湾,香港,中国とごく限られており,欧州では英国を除き,日本酒の進出が待たれる。欧州における日本酒の人気の高まりで,国内でも日本酒が見直されるようになっている。
掲載日:
21日付:
媒体名(国名):
執筆者(発信地):
マーティン・ファクラー東京支局長
20日,福島第一原発は,除染作業における重要な節目を通過した。東京電力は22日,福島第一原発の4号機から最後の燃料棒を取り出したと発表し,技術的に難しいこの作業に成功したことで,同原発の抱える最も厄介な脆弱性のひとつを取り除いたことになる。同原発の原子炉から燃料が取り出されたのは初めてのことである。しかし,依然として東京電力は,事故によって炉心溶融を起こした3基(1~3号機)の原子炉から燃料核を取り出すという,更に難しい課題に直面している。燃料取り出しには数十年かかるとみられている。