外務省セミナー「学生と語る」

開催報告

平成30年2月27日

 平成30年2月6日(火曜日)外務省において平成29年度外務省セミナー「学生と語る」を開催しました。

基調講演(テーマ)日本外交概観

講師:髙橋直樹・総合外交政策局政策企画室長

  • (写真1)基調講演の様子

参加者の感想(抜粋)

  • 日本がどのような方針を持って外交に臨んでいるか,パンフレットを見るだけでは分からないようなことまで詳しく話してくれ,大変良かった。ありがとうございました。
  • 普段,TVやネットでしか情報を得ていないので,実際に働いている人の話を聞いて,実情を改めて認識できたのは貴重な機会だった。
  • 今まで,一つ一つの外交政策について,学ぶ機会は多くあっても,概観として捉えることは難しく,本日のお話により,実感出来たので良かった。
  • 短時間でありながらも,とても効率よく日本外交の現状をとらえることができた。外交の中でもバランス良く各諸問題について現状把握することができた。

若手省員による体験談

講師:川口耕一朗・大臣官房人事課課長補佐

  • (写真2)若手省員による体験談を聞く学生たちの様子

参加者の感想(抜粋)

  • なぜ外務省なのか,外務省でしかできないことなど,あまり外務省を知らない人なら考えたことのないような内容を,外務省入省以前のエピソードから聞くことができ大変参考になった。
  • 英語を話せなかったことを,留学を機に克服した経験を聞くと,外務省では外国語が大きなツールであることを再認識できた。
  • 外務省として本音と本人の経験上の感覚等が見受けられて非常に面白かった。やはり,体験談などが一番来て良かったと思えるお話だ。

分科会

 全体講演会終了後,4会場に分かれて分科会が開催され,各分科会では,外務省員によるプレゼンテーション,参加者とのディスカッション等活発な意見交換が行われました。

テーマ:日米関係
講師:山崎修・北米局日米安全保障条約課課長補佐

  • (写真3)分科会の様子(日米関係)

参加者の感想(抜粋)

  • 内容が分かり易い上に,面白く,質問に対して丁寧に答えて下さり,実りあるものだった。ありがとうございました。
  • 日米安保に関しての知識が増えて良かった。一人一人の質問に答えてくださり,良かった。

テーマ:難民問題
講師:中川智博・総合外交政策局人権人道課課長補佐

  • (写真4)分科会の様子(難民問題)

参加者の感想(抜粋)

  • 難民の受け入れについて,今まで知らなかった日本の実態について知ることができた。また,様々な意見を持つ他の学生の皆さんとお話ができて,貴重な機会となった。
  • 最初は緊張していたが,室内にいる人々がそれぞれに意見を持っていて,私もつい発言した。大学の授業とは,また違う深め方ができたと思う。

テーマ:日本の領土をめぐる課題
講師:仁保智紀・国際法局国際法課課長補佐

  • (写真5)分科会の様子(日本の領土をめぐる課題)

参加者の感想(抜粋)

  • 国際法を勉強しているが,個別事案への政府・行政の見解をこれほど詳細に学べる機会はなく,重要であった。二つ以上の分科会に参加できたらより楽しめるかと考えた。
  • 事前知識があまりない人にも分かり易いように丁寧な説明を心がけてくださって良かった。

テーマ:パブリック・ディプロマシー
講師:佐久川俊介・大臣官房広報文化外交戦略課課長補佐

  • (写真6)分科会の様子(パブリック・ディプロマシー)

参加者の感想(抜粋)

  • 広報文化外交という分野は,以前から興味があり,じっくりとお話を聞くことが出来て,とても勉強になった。特にジャパン・ハウスはこれから世界と日本を繋げるのにとても有効であると思った。
  • 本などでは得られない知識や事情などを詳しく話していただけたため,とても有意義だった。疑問が解消された。

その他感想(抜粋)

  • すごく楽しかったというのが,率直な感想。また,こうしたイベントが定期的に行われたらすごくうれしい。
  • 学生が参加できる一般イベントがもっとあればいい。
  • 今日若手省員の方に話してもらった体験談のようなものをもっと聞きたい。そのようなイベントが増えて欲しい。
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