チュニジア共和国
堀井学外務大臣政務官とサブリー・バッシュトブジ・チュニジア外務大臣付国務長官との会談

本24日11時00分から約25分間,アフリカ開発会議(TICAD)閣僚会合出席のためマプト(モザンビーク)を訪問中の堀井学政務官は,サブリー・バッシュトブジ・チュニジア外務大臣付国務長官(Mr. Sabri BACHTOBJ, State Secretary to the Minister of Foreign Affairs in charge of Foreign Affair)と会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 冒頭,堀井学外務大臣政務官から,バッシュトブジ外務大臣付国務長官のTICAD閣僚会合出席を心から歓迎する旨述べました。また,チュニジアの民主化移行プロセスの完了を高く評価し,地域のモデル国としての役割に期待を表しました。
2 バッシュトブジ外務大臣付国務長官から,二国間関係における我が国からの支援,並びにアフリカ全体に対する我が国の協力に関し,感謝の意が述べられました。昨年日チュニジア外交関係樹立60周年を迎え,要人往来,経済関係の一層の促進等,今後さらなる二国間関係の強化に期待する旨述べました。
3 堀井学外務大臣政務官とバッシュトブジ外務大臣付国務長官は,テロの脅威に関し,テロ行為はいかなる理由においても断固として非難されるべきであり,今後の連携の重要性につき認識を共有しました。
4 さらに,堀井政務官から,日本は天然ガス発電所や海水淡水化施設の建設など質の高いインフラ開発を通じた協力を実施しており,今後ともチュニジアの経済発展に協力していきたい旨述べました。
5 また,堀井政務官から,北朝鮮による核実験および弾道ミサイル開発につき,国連安保理決議に違反する行為であり,同決議の厳格かつ全面的な履行が重要であることにつき理解を求めました。
6 この他,安保理改革,北朝鮮情勢,海洋安全保障等の国際場裡における協力に関し意見交換を行いました。